





【特別保存】無銘(宇多国房)大肌物 南北朝末期
商品番号
gd143
当店特別価格
¥
680,000
税込
送料込
種別 | 刀 |
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銘 | (表)無銘 (裏) |
長さ | 70.6cm(2尺3寸3分) |
反り | 1.9cm |
目釘穴 | 2個 |
商品説明
特別保存刀剣、宇多国房と極められた一振です!
越中国宇多一派は、鎌倉末期の文保(一三一七~一八年)頃に大和国宇陀郡より越中国宇津に来住したと伝わる古入道国光を初祖とし、南北朝期には古入道の子とされる国房、国宗、門下の国久、国次、友次らが活躍、以後同銘が継承され、室町時代には北陸道最大流派として栄えました。
南北朝期を下らない作を古宇多、それ以降を宇多と総称しています。
同派中最も卓越した技術を示す刀工と言えば、迷わず国房の名が挙がる程、国房の技量の高さは、識者の間でも古くから認められていることであり、同派の作で重要美術品に認定されている4口全てが国房の作であることも、それを如実に物語っています。
本作は杢目交じりの板目でかなり肌立っております。細直刃調の刃紋は、小湾れ交えて、刃縁に美しい小沸付き、働き盛んで砂流などが見られます。
焼き刃は元々低いですが、染みるような箇所もなく、地刃が健やかです。
南北朝期の太刀姿で樋が入り、腰反で美しい体配です。
棟:庵棟
造り:鎬造り
<以下サイズは目安>
元幅:27.6mm
先幅:17.6mm
元重:7.0mm
先重:4.7mm